分からないをすぐ撃破!現在形と現在進行形に違い!
現在形と現在進行形
どちらも今のことを表しているのでは?
と思う方は少し危険です。
違いを聞かれた時にすぐに答えられなければ、
間違って覚えている可能性があります。
違いを明確にして使い分けることで
会話が円滑になります。
まず、現在形について考えていきます。
現在形は一般的なものや、繰り返し行う習慣などに使います。
したがって、現在形を覚えれば
自己紹介の時に大きな力を発揮します。
例文
Water boils at 100 degrees Celsius.
(水は100°で沸騰する。)
I live in Nagoya.
(私は名古屋に住んでいます。)
この2つは一般的なことであり、繰り返しの習慣ですよね。
一方、現在進行形は話をしている時や
物事が起こっている時に使います。
したがって、切迫している場面や
その時の状況を明確に表すのに役立ちます。
例文
I am studying English.
(私は今英語を勉強しています。)
What are you doing?
(あなたは今何をしていますか?)
現在形も現在進行形も"今"を含んでいますが、現在形は不変のことを表します。
現在進行形は今起きていて、
まだ終わっていないことに対して使います。
先ほどの例文でいうと、
水が100度で沸騰するという事実は不変です。
英語を勉強しているのは
少し前に初めて
今もまだ勉強していることを表しています。
ここで現在形と現在進行形の違いを
他の例文を使って比べてみます。
例文
I always do something.
(私はいつも何かします。)
I am always doing something.
(私はいつも何かをしています。)
日本語では同じような意味でも、
英語では全く異なります。
例文
I have lost my wallet again.
I am always losing things.
(私は財布をなくした。)
(私はとてもよく物をなくす。)
ポイントは
"いつも物をなくしている"ではなく、
"とてもよく物をなくす"
という意味であることです。
他の例文で見てみましょう。
I am always using a smartphone.
(私はスマホをとてもよく使う)
この例文は
I use a smartphone too often.
と書き換えられます。
したがって、この2つの例文は
"私はスマホを使いすぎる"と和訳できます。
したがって、
現在形と現在進行形の違いを理解していないと誤って和訳してしまう可能性が
大いにあります。
この誤りをなくすことで、会話が円滑になる
ことは理解していただけましたか?
現在形と現在進行形をマスターする手順
ステップ① 現在形の表す内容、期間を知る
ステップ② 現在進行形の内容、期間を知る
ステップ③ 例文を3つずつ作る
ステップ④ 作った例文を和訳する
ステップ⑤ 友人に教える。
まずは現在形の表す内容と期間を
知りましょう。
ここを押さえれば、
現在進行形の理解に大きく役立ちます。